藤里を往復2日目。カメラ担当の宮嶋さんとウチのNV350で開場入り。

仕込みなど午前中には配信リハなど行います。中々、進行を進める方がいないので、私が進めていくしかないという感じで進めていきます。

 


ズームで出演の先生の声の入力は映像と一緒にHDMI経由で、先生側に音を戻す作業が完了していないので、担当さんのPC待ち。

Webカメラで戻す予定でしたが、個人でむきあってなら何ら問題ないのですが、会場が大きくなれば、先方に届く音は非常に聞きにくい問題が出ます。

で、オーディオインターフェイスをつかって、卓からの音を戻す作戦。です。音響屋さんならではのテクですかね。
 

映像、音声の行き、戻りなど、時間が進むにつれ、ケーブルが増えていく・・・

やっぱQU16くらい持ってくれば良かったと思うが・・・そうなると完全に音響もやることになる。とすれば、もう一人連れて行くことにもなるし、予算がどんどん膨らむ。

まぁ・・今回はこれで乗り切る。正直音響もこちらで制御すれば色々な幅が広がるし、やりやすくなるんだよね。

ライブ並みの仕込みになりました。

映像はLANに変換して送出。

僕忘れてきたら、サスが、宮嶋さん持ってきてた・・・良かった。現場はやはり複数人で乗り込むのがベストですね。

来週の配信業務は、これを多様することになりそうです。カメラ数も多い。

 


ホテルの卓から、ワイヤレスマイクをダイレクトに頭分けして、こちらのVR-40HDに入力して、会場の音響がこけても、配信に音が正常という環境を作ります。

こういう時のコンパクトなMackieの1202はいつも縁の下の力持ち。

この卓からZoomに音声をダイレクトに送出。あとは配信ようにVRにも送出。

 


ネットワークはホテルのネットに接続して、配信サイトの接続を完了して、試しにテスト配信。

お〜バッチリ。宮嶋さんのカメラも超高画質で映像も素晴らしい。音声は・・・もちろん僕がここまで、こだわったんで・・・バッチリ、クリアです。

配信前の画像も昨日の夜、頑張って作ってきたので、待ち受けも良い感じです。2時スタートを告知して置きます。

VRの良いところはMac送りの音、メイン、HDMI、マイクの全て独立してフェーダーがある点。休憩などで画像を待ち受けにして、配信送りの音声のみミュート出来る。 

一連のリハを終え、昼ご飯頂き、本番スタートです！

良い感じです。宮嶋さん、配信の生放送をチェック。

今日は音響と言うより、放送局のスイッチングのディレクターな自分。 

 
はい〜コケました。

前の席でPCで送出してる、主宰さんのPCが電源落ちまして・・・。映像が止まるハプニング。こちらは問題ありませんが、最前列のPC操作担当がワタワタしてる。

あ〜あ・・・。ま、こちらは、待機。しかない。 ダックスムーンの曲が止まったまま、映像しか来ない。

再起動してるようで、音が来たり来なかったり・・・まぁ、主宰側のPCの問題なので、待つしかない。
 

PC映像のスライドショーが終わり、パネルディスカッション。あ〜ここからはカメラ映像とZoomのみなので、安定。

あとは僕のスイッチングで放送していきます。

なんか楽しい。これを皆さんそれぞれの家やスマホやPCで見てるのか・・・なんか不思議な感覚。

音響はそこにいる人に聞かせるけど、配信は誰がどこで、何の機械でみてるのか分からない。そういう感覚で映像を選んでいくのか。 

なんとか最後のご挨拶になり、少しホットした。なんとか無事に長い配信終了。

正直、完全な当社機材とオペでの配信は初でしたが、少し自信がつきました。正直、音と映像とネットワーク、そしてZoomやら、PCからの映像やら、いろんなメディアをミックスしながら、音を管理して行く。すげ〜複雑で頭がパンパンです。まじで夜は病気か？ってほど、頭痛してました。肩こりもね。

来週も大きな配信＆音響業務があります。なんとか出来そうな感じです。

いよいよ秋現場が繁忙期になります。明日1日のオフ（っても普通に電気屋業務）があり、また次の日から樹海ドーム現場の仕込み、本番があります。月曜と火曜が空くだけで、水曜から学祭現場が3日間。その後、ドーム現場と中ホール現場のダブルブッキングに突入していく・・・また、いつも通りの音響づけの毎日。

体力勝負ですね。

ダイナコードのVA415もメーカーから点検から戻ってきたので、月、火曜でチェックしなければ。学祭でデビューです。楽しみです。

いつも思います、今回の現場は宮嶋さん、音響はいつも安保君など、結局当社業務はいつも誰かの力があってこそなんだよね。気持ちよく引き受けて頂けて、いつも感謝しかない。お返しはいつも出来ないまま。出来るのは、1日でも早く、1円でも多くギャラをお支払いする位しか恩返し出来ない。 

あとはこの現場も含め、自分を必要として声をかけて頂ける事に感謝ですね。
だから出来る努力と可能性を実現してあげたいと思う気持ちだけは、大手に負けないと自負してます。機材規模や技術は多分、足下にも及ばないのは、分かっています。
まぁ・・やり過ぎな位でちょうど良い。だと思ってます。 

またお声をかけてください。ありがとうございました。