IMG_0334今年から導入したTOA社のHX-7

ラインアレータイプのスピーカーとしては破格の価格とコンパクト製といい、革命的です。HX-5が発売された時も、心がぐらついたけど、現物をみて、音も聞いて、自分向きではないかな~と。

東北プロオーディオ試聴会で目にしたHX-7を聞いた時は、正直、この大きさと価格ならいつか自分もラインアレーって行けそうかな・・・と思ったもんです。

ZX-5の音に今も心は奪われたままです。しかしドンドン規模も年間の音響業務も高度化して行くにつれ、小型とはいえ、ラインアレーに移行はした方が良いかな・・・と

IMG_0938最初の現場はダックスムーンのLIVEでしたが、バンドで最高の演奏をしてくれるメンバーは最高のテスト出来る環境でした。

最初はドラムではなく、カホンなどのパーカッションでの編成でした。いつもはMIDロー以降が回りやすい現場が多い中、この日の会場も最強に回る体育館でした。さらに毎年行っている会場で、比較するにはココでした。

結果はブログでも書いてますが非常に良かった。

ダックスムーンメンバーからも高い評価を頂きました。

またEQもほぼフラットで原音を損なわず出力できました

IMG_0991次の現場では野外。非常に広い場所で、HX-7にとってテスト導入して行くには、毎回がチャレンジでした。

ステージがトレーラーと言うことでしたが、ステージへの回り込みもほぼ無く、少ないスタッフでも、足場への設置もでき、コンパクト、パワー、言うことなしのSPと確信しました。

SRスピーカーとしてはTOAというブランドには多少違和感がありました、拡声器、放送設備としては、いつもお世話になってますし、トップブランドですが、音楽再生となると・・・

しかし今回のHX-7で印象は変わりました。

IMG_1085このイベントでは客席の奥およそ100mほどあり、出店業者など多数の人手でしたが、全く問題なく最奥まで音が届いていた事は事実です。

毎回のサブウーファーはエレクトロボイス社のEKX18SPですが、中々良い相性でした。TOAの専用のサブローも発売されてますので、新規購入ではそちらが最高にマッチングが取れていると思いますが、当社は既にEVのEKX15SPとEKX18SPの導入をしていたため、クロスのポイントが相性が良いか、心配してましたが、十分に対応できました。ZX5等と組む場合と同じ感じで、さらにメリハリが増す感じでした。

IMG_1132テストが続くかのように次の現場では、せり上がるような客席でした。ここでもHX-7の威力発揮となりました。
しかも・・・ドラムです。しかも・・・最高のドラムセットです。生音で十分良い音のドラム
毎回・・・ヤバいっす。凄く楽しいです。

客席の構造でローの角度が多少問題ありでしたが、HX-7の角度に関しては、うってつけでした。

卓の位置でしっかりとした、音像が得られ、SNも高く、追い込んで行くにつれ、良いポイントを見つけていくことが出来ました。ヤバい楽しい・・すぎる。

IMG_1123本番はこの位置より、ステージの一番前位のラインまで前に出しました。


IMG_1195先日の学校の体育館です。ココまでのデータでココでは、EQのカーブ、メインへのディレイなど、各種のテストも行いました。前回の体育館からさらに追い込んだセッティングをして、比較しながら煮詰めていきました。

またウーファーも今までのパラメータから変えてみたりしながら、多くのデータを収集しました。

今後も多くの会場でHX-7は使っていきますが、ZX5の音楽的な音は好きだし、なによりHX-7はそれでも重い。仕込みも毎回数人でポールに持ちあげなければイケないので、またZX5の現場は続きます。

両方の良い部分があるのでどちらが良いとは言えませんが、使い方、使う場所では、相当な対応が出来ると思います。実際野外イベントでZX5のみでも、かなりの音が出ますし、HX-7であれば、さらに追い込んだセッティングも可能になります。

またSX300のみでも、多くの現場をこなせますし、キャパもそうですが、音をどのように飛ばすのか、回り込みに関して、その場に合うSPの選択など、音響業務の楽しさは増えましたね。その分稼がないと・・・正直・・・現実ですが。
仕事を楽しむ、趣味と仕事が融合する。仕事になることで、真剣に楽しむことが出来る事は、何よりも有難いことです。

大型PAプロダクションには・・なりませんが、せめて音響家です!って胸張って言えるような、音屋さんでありたいですね。