IMG_4310倉庫でX32のデータを整理。

あまり多くの時間を割けない現場用に倉庫でデータ上で仕込んでいます・・・これもデジ卓ならでは。微調整は現場で。

X32miniとラージのデータを同一化しておきます。







IMG_4311シーンメモリーを改めて見ていくと、懐かしい会場のデータなどもあり・・・30以上の会場やイベントデータが溜まってます。このデータって、案外貴重かもね。今年も同じ会場やシチュエーションが同じイベントが多いのでこのシーンメモリーを起こして、微調整していけば、仕込み時間はかなり短縮。ただメモリーの内容は仕込み前に確認しておきますが。

最初のころからのデータを一個一個呼びまして、あ~こんな感じで仕込んだんだな~なんて、思い出せますよ。たかがシーンメモリーですが、リバーブのプリセットやEQなどのシーンを見ると、なんのマイクだったかとかも思い出しますね。


IMG_4312ダックスムーンさんだけ見ても沢山入ってますね。全部違います。だんだん改善しながらシーンメモリーをアップデートして行ってますね。ただし最初の頃の大胆にダイナミック系を多用してるメモリーは今見ると・・・なんか参考になるな~。

思いっきりが良い。別に今は安全パイでってわけじゃないけどね・・・いろいろ見えてくるから、こうなって・・って、なってるだけだけどね。





IMG_4314どのメーカーの卓もそうでしょうけど、EQも全てシーンメモリーとして同じく記憶してます。ZX1とimpulseでもモニターEQのパラメータが結構違う。

メインのアウト、表音のEQは可能な限り大きくは変えません。各チャンネルEQで整えるやり方をしています。場合によりけりですが、マイク位置で音を変えるやり方が好きですね。ハウリ等のキャンセルでEQはいじりますが、その入力の音質に対して大きく音が変わるのは、さすがに演者さんに悪いので、マイク位置などで対処しています。僕のマイクアレンジは多分説明書通りではございません。完全に独学というか、独自の考えですね。


IMG_4315X32のプリの音の癖?は、なんとなくつかんできました。またダイナミック系・・・たとえばコンプは必要のない入力に対しても、ハリを出す意味だけで、通したりします。コンプの作用ではなく、X32のコンプに入れるだけでハリのでる位置があったりします。プリからの流れの処理の関係と思いますが、いい感じになる部分があります。X32はまだまだ未知の部分が多く楽しいですね。

最近は内蔵のプリセットも使ってます。有名なオペさんが作ったらしいプリセットが一杯入ってますが・・・でも、さすがの音になります。しかし、全部のチャンネルをそのプリセットのチャンネルに合わせて馴染ませんるのは大変です。そこはまだまだ勉強の余地あり。まだ勉強できるのは楽しいですね。何も無くなったら、使いこなしたと、言えるのでしょうけど・・・多分そうなったら、別の卓に変えるでしょうね。だって学ぶことのない機械はつまらないしね。