Kenvoの音業務日誌

Kenvoです。秋田県大館市で音響屋と電気屋の共栄電機・Kyo-ei Labを経営!このブログは音響・放送業務の記録の一部です。投稿記事の全ては個人的見解のみのサイトです。それぞれの参考になる事だけ楽しんで頂ければ幸いです。あとは勝手に言ってる事として、受け流してくだされ~・・・

2012年03月

DCIM0550ここも・・・全部RAMSA康楽館といい、式場の現場といい、当時は相当RAMSA儲かってますね〜
グリアスという大きなスポーツセンターのホールの音響のメンテですクラスターとプロセの音が出ません・・・というか、その依頼でしたが、実際はすべて出てません

モニターのみ出ます。まずは配線から・・

おそらく何社かいじってるようですね

正規に戻す作業で2時間寒い・・・すげ〜寒い

館長さんが気を遣ってコーヒー差し入れてくれるんですが、これがまた、トイレが近くなるし〜

今回は某大手メーカーのエンジニアにも手伝っていただきました。
全面には康楽館でもおなじみのパッチ版そしてオリジナルの・・・何ですかね・・・シーンセレクトできる手作りスイッチ版やら目一杯

ただしこれは、今回新しいプロセッサーを導入するのでスイッチの後ろのD-subみたいな端子が使えず、直繋ぎに変更することに・・・

まぁその方が簡略化できメンテもしやすいでしょう。

実際館長さん曰く、使ったことが無いそうでしたので この機会にぜんぶやり直しです。ただ今日はそのための予算化してもらうための、点検です。

汚い話ですがこの場で音を出せるようにすると、私たちもお金になりませんので・・・

DCIM0551これが古い今までのプロセッサーです.。WZ-DM30だっけ?いちおうクロスオーバーなど使えるエフェクトも満載ですが・・・

じつはこれが原因でした。

上2台と一番下のが、それ。2台目の下に1Uのが2台入ってますがこれが、年末に入れた、新しいWZ-DM35です。このDM35の行き先が モニターなどです。

DM30がだめ。

この3台が前段にセレクターがあっておそらく、それから影響を受けたと思う。もともとそのセレクターにDM30が5台つながって、その2台が先にだめで交換、で、いま、残りもだめ。あたらしいDM35は直入れして出力も直でパワーに送って、ばっちりです。まぁ間違いないでしょうね。

あ〜寒まじ寒い

とりあえず、クラスタ(天井のスピーカーで、EVが8本)とプロセを仮に生かして、実際の改修までは大丈夫にしておきまして・・・今日の作業は終わり。大変喜んでいただけました。

実際はパワーも全部入れ替えた方がいいと思うし、宅周りもかなり年月がたってるし

まずはプロセッサーの交換ですが・・・これだけでもかなり高いですよ。

予算が厳しいならDBXとかでもいいと思うのですが、やっぱRAMSAでしょうね

指定ですからね

いやいや〜仕事ですから〜

しかし・・・よく数ヶ月も音なしで・・・・・・ねぇ。

・・・・ねぇ

IMG_0100001MarshallのValve Stateのヘッドの8100です。

ノイズ、ガリ、歪みなどの修理、メンテの依頼です。基本的にはチューブはプリの1本のみで、ほぼトランジスタアンプです。

プリ管は増幅とチューブの色づけに使われているようですが、この一本あるおかげで、トランジスタのみの、アンプよりも、より真空管的なカッコいいサウンドになってますね。

私は前にこれのコンボで8080(名器ですよね)と8280、8240、VS100、VS265等使ったことがあるほど、良い音で万能です。

90年頃のガンズ&ローゼスのスラッシュのを弾きたくて良くこのアンプは好んで使ってましたね。あとは松本孝弘の98年頃のソロのアルバムのサウンドも8080で造って、ライブしてましたね。良く伸びるし、ノイズが少ないし、レスポールとは最高の相性でした。この当時JCM900も持ってましたが、あまり音が好きではなく、わざわざランク下のこのシリーズを使ってるギターリストは多かったと思います。現在もこの機種やシリーズは高値でオークションなどでは取引されてますね。

長年使用されてるようで、真空管のヘタリがあるようでしたので、プリ管はちょっとゲイン高めですが、メリハリの良い真空管のエレハモ製に交換しました。

基本的にはこの方は、アンプではあまり歪ませて無かったようで、クリーンの張りが欲しいという事でしたので、この球を採用しました。ノイズはいろいろ調べましたら、リバーブとチャンネル1のボリュームポッドが不良でしたので、交換しました。あとは入力ジャックの半田浮があり、さらにジャック自体、ブカブカになってまして、多少金具などを閉めたり調整は施しましたが、ライブ中などの不具合が怖いので交換することにしました。あとはホコリが非常に多くて全体的に中も、外もクリーニングしました。綺麗でしょ?

既に20年以上の十分にヴィンテージ的な良い感じになってます。サウンドも非常に良いです。前にもこのブログで書きましたが、やはり80年代の楽器は手がかかってるし、しっかり造られてる気がします。コンデンサやリレーなど手に入らなくなって、修理不能な機種も出てきてます。なるべく直したいし、良い機械を、良いサウンドは残したいがために、がんばります。

DSCF3664-のコピー
Rose☆Hi○というバンド時代ですね〜。女性のボーカルを入れて、初のギターリストデビューした時のバンドです。このバンド時代は衣装などには結構気を使ってましたねテクニカルで上手な3人に囲まれて、大変だったけど、楽しかったね。ずーっとボーカリストでしたが、あまり違和感なくギターリストしてたよね。もっとはちゃめちゃな感じをイメージしてましたが、結構難しい演奏が多くて、はちゃめちゃが出来なかったかな・・・

これは野外です。花火大会の前座での出演でした。すごく楽しかったね。相変わらずステージギリギリが大好きです。モニターをあまり必要としないんだな〜とにかく自分がギター弾いてステージにいるので満足みたいなもんなんで〜・・・メンバーの皆さんには迷惑なやつだったかもね。ちゃんと演奏しないし・・・演奏よりもパフォーマンス重視だし。反省しないし、目立ちやだしね〜すいまそ〜ん

この頃の機材は・・・
ギターはmusicman EVH アンプはマーシャルのバルブスティツのVS102R(このライブで最後でしたがこの後から6100LMが登場します)あとは8280(バルブステイツの最初期のモデル)エフェクトは無しでした。VS102Rは3チャンネルでしたが、どれも意外に使えて、この時期はアンプのみで楽でしたね。サブのギターは実はフェンダーのClaptonモデルのなんか、よく覚えてませんが、限定のゴールドのストらとでしたね。

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あ〜これこれ・・・画像残ってました良く残ってましたね・・・。練習にはドラムの現在の奥様が良く応援に着てくれて、写真撮ってくれてました。その一枚だと思います。しかし・・・良く残ってましたよ〜・・・多分練習ではこの時くらいでしょうか?登場したのは・・・まぁ見た目はカッチョいいです。でも僕には縁がなかったギターの一つでした。

個人的にはレースセンサーPUのサウンドやネックなど好みではなく、一度もライブ使用では登場せず、即下取りでした。多分その後のWolfGangのアイボリーのスペシャルに変わったはず。(前にここの記事でも登場したギターです)

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これね・・・。マッキーのマジックでペイントしてますが・・・。結構お気に入りだったかな〜後ろにマーシャルの8280が見えますね〜。バランスはよかったアンプですが、シーという感じのヒスノイズぽいのが強かったです。WolfGangとは相性よかった。

とにかく機材の入れ替えは激しかった一年です。何せ初ギターリストですから、さらにライブも多かったのよ〜すると機材にも要求が多くなって、やっとまとまったのは、最後のライブくらいです。

アンプに関してはRoseで使用したラインナップはMarshallのVS102R、JCM2000TSL122、JCM900、6100LMのスタック、Line6のコンボ(内蔵の音には流石と思いますが、低音が出すぎるとキャビ鳴りがビービーなるのが許せなくて・・・ありえない・・・ツメが甘い)、一時期はアンプのノイズにいらついて、Line6の初のマルチエフェクターからパワーアンプに入れた、PAシステムも2,3度練習では試しました。登場はしませんが、Peaveyの5150(今も好きですが、なんせ重量が重い)、Classic50/212(良いアンプなので2,3度買ったり売ったりしてます)、何というやつか忘れましたが、VHT(この歪みはすごかったね〜)、AMPEGの212(ブルー何とか。クランチまでなら真空管がA級動作でとにかくハイファイですげー良い音がしてました)、JC-90(マルチとくめば相性抜群ですが、作られた歪みの音が気に入らなかった)、べリンガー()など・・・(おかしいよね・・・僕)最終的にはMarshall 6100LMとBOSS ME-8とCryBabyで落ち着きましたね。現在とほぼ同じです。スタックはやめたので、先日のライブで使用した6101のコンボスタックにはなりましたが、一番のお気に入りのセットになってます。多分・・・また・・・ごそごそやるかもしれませんが

DCIM0506
某山の小学校体育館の放送設備の修繕のお仕事です。他の小学校からみると、市内でも比較的新しい方の機材です。って言っても、10年以上ですが・・・。子供たちが体育の時間ですね。わたしが「ヘイ!ワン!ツウ!あ~!あ~!」で、何やら大爆笑してた・・・ 楽しんでもらえました~?多分1,2年生くらいですね。多少はわざと、何回もやってあげました・・・。サービス(なんのや?)ウチの小学校なら、「歌って~会長さん」って言われます。いつものことですが・・・・。
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まともな音量が無い、ハムノイズ、CD、テープが音が出ず、ワイヤレスが切れるなどの症状です。原因は多数ですが、以前に地元の業者さんが見てくださったらしいですが、裏の配線が、いわゆる正しくない。代表的なものでは、ミキサーがパワーアンプにつながってません。どうやって音が出てたかと言うと、ワイヤレスが直接パワーへつながっていたり・・・まぁ、正直・・・なんともコメントできない状態でした。どこのプロフェッショナル業者かは言いませんがそれをやり直して・・・というか普通に結線して再度・・・ようやく調査です。
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その素晴らしい業者さまがお持ち帰った、ケーブルが多数足りないので、出来ない配線と、あとは普通にワイヤレスのレシーバーの1番が死んでるので、途切れたり、ノイズがのったりです。ほかも多数ですが、せめて普通に結線位できる業者を最低限呼びましょうね。でもその業者に手数料など作業費はもちろん、税金で支払われたのでしょうねなんとも・・・。

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今日は快晴気持ちの良い天気です。しかもプラス温度で暖かい
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ほぼ完成です。マルチケーブルや、フットモニターを本番同様に置き、サウンドチェックです。ここまでまとめるのも大変でしたが、さすが・・・IFは良い音してます。何というか、新しいのでパキパキですが、ぐぐっと前に来る音です。明瞭です。とくにIF2112は良いですね。重いのと、値段が高いのが、音に出てますなっ得。PAは高いのは良い。仕方ない!いつかこういうシステム持ちたいもんですね~まぁ無理ですが軽いのが良いかなみなさんお疲れさまでした~

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宅周りです。ここのラックの中のパワーとEQが新しくなります。
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ラックのパッチパネルやプロセッサーなど必要ないモノは外して、極力シンプルを目指します
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続いて舞台に足場が組まれ、この15インチIF2115のヤマハをフロントに2基釣ります。40キロ位ありますので、私と足場を組んでくれた建設屋さんで、がんばります。すげーーーーーーーーーーーーーーーー重いです。
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IF2115です。こんな感じ・・・。高い・・・重い・・・怖い・・・なんとかつけました天井のランプが情緒ありますね~
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外したスピーカー多数と機材多数。ラムサ!です。そういえばシステムが来月行う某式場の現場そっくりなシステムなので、いろいろ研究させてもらいました。すいません、ぴゅあさん。
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ここまで来るのにも、大変でしたが、いよいよ宅周りです。配線を一度、ドドォ~と外しまして・・・いずれメンテはピュアさんが細かく手当をしていかなければなりませんので、私はいじらないようにしまして、私はXP7000、XP5000、2031B などパワーアンプやEQの組み立てとかを担当しました。
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本日の最後の作業はステージ両脇の、元々はここがプロセになります。ここに今の時代はサイドモニター代わりの12インチIF2112(12インチですが、これも重い値段相当です)を両方にPassiveで設置。SP端子はスピコンに変換しました。



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寒い朝でした。だいぶ雪は解けましたが、朝また白くなりました。DCIM0459
おはようございま~す会場入りしたら、すでに搬入機材は並んでましたすげ~
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回転ステージに上がってます。回ります。
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ヤマハです。マルチケーブルの新品は巻きなおしが大変ですね。眺めながら既に、そんなことを考えてしまう・・・
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下手の袖には康楽館らしい舞台モノがあります。ステージは下に4人入って回るそうです。

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ぴゅあさんの現場のお手伝いです。今回は日本最古の芝居小屋 康楽館です。国の文化財になっております。2日間の日程で中の音響設備の大規模入れ替えです。
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素晴らしい現場です。由緒あるし・・・感動。メインスピーカーなど取り付けましたが、子供たちにもパパの作品ですって自慢できますよ~なんか時代の中に残るお仕事に感じます。がんばります!!詳細は後ほど・・・・

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